●密接な関係を築くべき国は日本か?
今日の日経新聞の朝刊の特集「人口減と生きる」で、韓国・中国の25歳~44歳を対象に
実施したアンケート結果が掲載されていました。
<質問>
「密接な関係を築くべき国は日本だ」と思いますか?
<結果>
中国人 → 1人(100人中)
韓国人 → 8人(100人中)
日本人として、非常に寂しく、そして悔しい思いがしました。
歴史的背景や今後の経済の展望など様々な理由があるにしろ、現時点ではアジアNo.1の
経済力を誇る日本です。にもかかわらずこのような位置づけで見られている事実は真摯に
受けとめる必要があると思います。
では何が原因でしょうか?
私は、今後の日本経済の見通しが悪いことが主要な原因ではないかと思います。
日本は今、高齢化少子化という国の経済力に大きく寄与する課題に直面しています。
にもかかわらず、5年、10年さらにはもっと長いスパンでの国家としての戦略が明確
でないように思います。戦略を明確にしていないため、目先の短期的な付け焼刃の施策が
蔓延する。一方、海外からそれを見ると、日本は何を考えているかわからないし、
本当に大丈夫なの?みたいに捉えられているのが現実ではないでしょうか?
深刻な人口減が進む中、GDPの規模で中国に抜かれることは不可避だと考え、アニメに代表
される知的財産や高付加価値のものづくり、あるいは、「観光立国」など日本の地位向上に
向けた柱を国は打ち出しているものの、足並みがそろっているようには思えません。
国としての大きな戦略・方針があった上で、その方向性に従いつつ、個々の産業が
個性を出さなければ、国家としての強さを世界へアピールすることは難しいのではないでしょうか?
弊社は、日本の商品・サービスやその背景となる伝統・文化を世界へ発信することで、
世界中の人々に新たな価値感を提供することを理念として掲げ設立しました。
情報発信という観点で企業や個人を支援しておりますが、情報発信は手段であり、
その手段の根底にある目的、さらには戦略を明確にすることが非常に重要だと考えています。
国家とは規模感が異なるかもしれませんが、小さな仕事の積み重ねが、いつかは
日本の世界における地位向上に繋がると信じ、微力ながら貢献できるようがんばって
いきたいと思っています。