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2007年12月26日

●「国際観光とは双方向コミュニケーション

観光に長年携わる大先輩と打ち合わせ、そして、食事に行ってきました。
まだ、ほろ酔いですが、非常に貴重なお話を沢山聞くことができ、非常に感謝しております。
その方は、長年東京の観光振興に携わっておられた方で、観光振興について様々な経験と人脈をお持ちの方で、普段聞けないような話を沢山してくださいました。

いくつか印象に残っている言葉を挙げると、

「国際観光とは双方向コミュニケーション。日本文化や日本の良さだけ一方的に伝えようとしてもダメ。まずは相手を知ることから始めるべき」
「若者、バカモノ、よそ者が来ないといい観光はできない」
「ボランティアを単なるボランティアで終わらせない仕組みづくりが大切。単なるボランティアだと続かない」

などなどです。

特に最初の言葉は、ずっしりきました。弊社は「日本をもっと世界へ」をモットーに会社を立ち上げ、事業を展開していますが、視点は「日本発世界」が中心でした。しかしながら、同じものごとを伝えるにも受け手の立場や置かれた環境を知らずして、いいコミュニケーションができるかというの明らかに「NO」です。日本を発信する気持ちを強く持ちつつ、同じくらい熱意をもって、相手を知ることが重要なのではと考えさせられました。

また、ボランティアをボランティアで終わらせない仕組みづくりも非常にためになりました。河口湖のある美術館は運営が非常にうまくいっているそうです。その理由は、美術館運営に携わる人にあるとのこと。その美術館は他の美術館に比べ、圧倒的に正社員が少なく、逆にボランティアスタッフが多いそうです。
そうやって、ボランティアの方をうまく活用することによって、人件費を削減しているようです。

と、ここまでなら普通なのですが、ボランティアスタッフのモチベーションが高く、それでうまく回っているようです。
なんとボランティアスタッフには、他の県の美術館見学の機会を提供したり、ボランティアスタッフの慰労会を行ったり、勤続年数によって様々な待遇をしているそうです。

ボランティアスタッフを単にボランティアとして利用するだけでなく、感謝し、そして、何らかの形でメリットを提供する。そうすることによって、ボランティア中心でも質の高いサービスが提供できるとのこと。
こういったボランティアの方に対する姿勢や実際に取り組みは、どの組織にも有効なものだと思いますが、実際は単なるボランティアで終わってしまっているところが多いのではないでしょうか?

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